老後の住まいと生活、どうしますか?3つの生活スタイルから老後を考える

若い頃にはあまり気になりませんが、40代、50代と年齢を重ねるにつれて気になってくるのが、老後の住まいの問題です。

終の棲家(ついのすみか)について考えてみましょう。
この記事では、3つの生活スタイルに分類して、それぞれのメリットとデメリットについて解説していますので、ぜひ参考にしてください。

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老後の住まいと生活、住まいの選択肢は3種類

それでは早速、3つの生活スタイルのメリットとデメリットについてご紹介していきましょう。

賃貸住宅

お手軽に利用できる住まいとして筆頭に挙げられるのは、賃貸住宅です。

それではまず、賃貸住宅のメリットとデメリットについて見ていきましょう。

賃貸住宅のメリット

賃貸住宅のいちばんのメリット、それは、経年劣化による設備の故障や老朽化の修繕にかかる費用を自己負担する必要がないという点です。また、ライフスタイルに合わせて広さや間取りを選べ、お好きなタイミングでいつでも引っ越せるという点も見逃せないメリットでしょう。

賃貸住宅のデメリット

賃貸住宅を契約する際、年齢制限が設けられているケースがあり、概ね70歳を過ぎると契約しづらくなるというデメリットがあります。

たとえば、パートナーとの同居ではほぼ問題がないかもしれませんが、独居の場合では老化による病気や突然死などのリスクが高まりますよね?
そして、大家さんとしてはそのようなリスクを抱えた人の入居を敬遠する傾向が強いのです。

また、高齢者の場合では保証会社の審査を通過しにくい場合もあります。

最近では、高齢者に対応した賃貸住宅が増えてきてはいますが、そのような賃貸住宅はまだまだ少ないのが現状ですので、老後の住まいを賃貸でお考えの方は、これらについてよく考えた上で、検討を進めてみると良いでしょう。

戸建住宅

長年済み続けた戸建て住宅があるなら、少し手直しすれば老後の住まいとして快適に過ごせる空間となるでしょう。

戸建住宅のメリット

持ち家の戸建て住宅のいちばんのメリットは、資産になるという点にあります。

また、自分の好みの内装にリフォームしたり、建て増ししたりと、カスタマイズを自由に行えるという点も、戸建住宅ならではのメリットだといえるでしょう。

特に年齢を重ねると、バリアフリー設計にする必要性が高まりますが、戸建住宅なら誰に気兼ねすることなく、バリアフリーに対応したリフォームも可能です。

セカンドライフに向けたリフォームについて、費用など以下の記事が参考になると思います。

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戸建住宅のデメリット

戸建住宅のいちばんのデメリットは、固定資産税をはじめとする税金が課されるという点で、居住エリアによっては納税額が高額で、経済を圧迫する可能性もあります。

また、内装や外装、設備などに不具合が発生した場合では、すべて自己負担でまかなわなければならず、老朽化具合や立地によっては資産価値が年々減少するリスクも否めません。

そうなると売却が難しくなる可能性が高まりますので、この点についてはあらかじめ頭に入れておく必要があるでしょう。

さらに、住宅ローンが残っている場合では、完済まで高額なローンを支払い続けなければならないという点も、デメリットとして捉えることができるでしょう。

施設へ入居

パートナーがいない方や親族と疎遠になっている状態なら、思い切って老人ホームなどに入居するという選択もあります。

しかし、施設へ入居する場合でも、メリットやデメリットがあるのです。

施設へ入居するメリット

高齢者を対象とした施設の多くは、介護職員などが常勤しているため、急な体調不良に対して即時に対応してもらえるというメリットがあります。

老後で最も大きな不安材料となるのが、急な体調不良や介護の問題ですが、施設に入居しておけば、ひとまずそのような問題に対する不安は払拭できるでしょう。

また、こういった施設では集団生活となるため、孤独感を覚える心配がほぼなく、気が合う友人を作りやすいというメリットもあります。さらに、施設によっては季節ごとのイベントなどが充実している場合があり、退屈せずにすむというメリットもあるのです。

もちろん、食事や身の回りのお世話は施設職員に任せることができますので、家事で体力が奪われるという不安もありません。

施設へ入居するデメリット

まず、高齢者を対象とした施設は全般に初期費用が高額で誰でも入居できるわけではなく、人気が高い施設では入居待ちになる可能性があるというデメリットがあります。

また、施設内では制約が多いことも考えられ、自由なライフスタイルを好む方は少々窮屈な思いをする可能性が否めません。

さらに、このような施設では全体の費用に介護費用が含まれているため、自立した生活を確立できていて介護の必要がない方にとっては、割高な選択になる可能性もあるのです。

将来的に施設への入居をお考えなら、このようなデメリットについてもきちんと目を向けた上で検討することをおすすめします。

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希望のライフスタイルで異なる「都市部」と「郊外」

賃貸住宅または施設で老後を過ごす方向で考える際、注意しなければならないのは都市部に住むのか、郊外に住むのか、という点です。

まず都市部ですが、都市部は医療や介護施設、交通手段が充実していて、高齢者でも住みやすいという特徴があります。

その反面、エリアによっては人間関係が希薄で、人付き合いの難しさを感じる可能性が否めないのです。

一方、郊外では空気がきれい、自然豊か、都市部のような喧騒とは無縁の生活を送りやすいのですが、医療や介護施設の数そのものが少なく、エリア内にそれらが存在していたとしても、交通手段が少なく通いにくくなる可能性があります。

このように、居住エリアによって異なる特徴や利便性の違いがありますので、何も考えずに居住エリアを決めることはおすすめできません。

都心部から郊外への移住、あるいはその逆をお考えなら、まずは転居先エリアに足を運んでみて、特徴や利便性などについて確認しておくことをおすすめします。

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老後の住まいや生活をシュミレーションしてみよう

自分の老後はどうなっているか、考えたことがありますか?

たとえば、フリーランスや士業などの場合では定年がないため、仕事をしやすいエリアを選べば良いでしょう。

一方、完全に隠居するのであれば、自分が心地よい、生活しやすいと感じるエリアを選べばほぼ問題はないでしょう。

いずれの場合でも、老後の住まいを考える際には、現在のことだけではなく、10年後、20年後を見据えて計画しておくことが大切なのです。

そして、ここで大切になるのが、将来的なビジョンをシュミレーションしてみるということです。

中でも最も大切なのは費用のシュミレーションで、これをしておかないと、転居先で思いもよらぬ費用が発生し、計画が狂ってしまうことにもなりかねません。

もしも心配なら、ファイナンシャルプランナーや会計士といった、お金のプロに相談してみることをおすすめします。

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まとめ

今回は、老後の住まいを3つの生活スタイルに分類してご紹介してきました。

これらの生活スタイルにはそれぞれにメリットもデメリットもありますので、まずはこれらをよく確認した上で、将来的なビジョンを考えてみると良いでしょう。

中でも、しっかりとシュミレーションしていかなくてはならないのはお金の問題です。

もしもこのシュミレーションが難しいと感じたなら、少々費用がかかったとしても、お金のプロであるファイナンシャルプランナーや会計士などに相談する方向で考えてみることをおすすめします。

また、セカンドライフをどこで過ごすか(定年後、どこに住むか?)について以下の記事を参考にして頂ければ幸いです。

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