高齢者の一人暮らしの現状や問題点、不安を解消する5つの対策について

最近の日本では少子化・核家族化・高齢化などが相まって、一人暮らしをする高齢者が増えています。

以前は、地域におけるご近所付き合いも活発に行われていましたが、最近ではご近所さんも含め、家族関係すら希薄になる傾向にあり、高齢者の孤立化から「孤独死」などの様々な社会問題が生じています。

この記事では、そんな高齢者の一人暮らしの現状を紹介し、起こりやすいトラブルや問題点、課題を克服し不安を解消するための対策について解説しています。一人暮らしの高齢者支援に役立てて頂ければうれしいです。

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高齢者の一人暮らしの現状を認識しよう

日本において高齢者の割合はどのくらい増えている?

令和元年版高齢社会白書』によれば、次の図のように日本では高齢化が着々と進行しています。

高齢者の一人暮らしの現状を認識しよう

現在、人口の約30%が65歳以上の高齢者であり、2065年には人口の38.4%、国民の約2.6人に1人が高齢者となると予測されています。

65歳以上の高齢者の一人暮らしの割合が増加傾向に

そして、高齢化に伴い一人暮らしの高齢者、いわゆる“独居老人”も増えています。65歳以上の高齢者で一人暮らしをしている方は、次の図のように男女ともに増加傾向にあります。

65歳以上の高齢者の一人暮らしの割合が増加傾向に(出典:令和元年版高齢社会白書)

例えば、昭和55(1980)年には男性約19万人、女性約69万人、65歳以上人口に占める割合は男性4.3%、女性11.2%でしたが、平成27(2015)年には男性約192万人、女性約400万人、65歳以上人口に占める割合は男性13.3%、女性21.1%のように急増しており、35年間でライフスタイルが大きく変化したことが分かります。

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困ることは何?高齢者の一人暮らしに潜む6つの問題点

困ることは何?高齢者の一人暮らしに潜む6つの問題点

孤独死

一人暮らしをする高齢者の増加が引き起こす社会問題として、まず第一に注目されているのが「孤独死」です。孤独死は「誰にも気付かれないまま亡くなってしまうこと」を指し、近所付き合いが少ないことや、まめに連絡を取り合う家族や知り合いがいないことで、死後長い間にわたり誰にも気付かれないこともあります。

東京都監察医務院が公表しているデータによると、以下のグラフのように、東京23区内における一人暮らしで65歳以上の人の自宅での死亡者数は増加傾向にあり、平成29(2017)年に3,333人となっています。

孤独死
出典:令和元年版高齢社会白書

東京だけでも毎日9人ほどの高齢者が孤独死されているということで、決して他人事とは言えないでしょう。

ちなみに、孤独死をするのは女性よりも男性の方が多いです。女性に比べ、男性はご近所付き合いなどのコミュニケーションが苦手な傾向にあり、定年退職後は社会との接点が減ってしまうことが大きな要因でしょう。

詐欺や消費者被害に遭いやすくなる

令和元年版消費者白書を元に説明すると、近年の高齢化の進行に伴い、65歳以上の高齢者に関する消費生活相談の割合が増えてきています。

詐欺や消費者被害に遭いやすくなる

高齢者は「お金」「健康」「孤独」の3つの大きな不安を持つ傾向にあり、悪徳業者は言葉巧みにこれらの不安をあおり、年金や貯蓄などの財産を狙っています。高齢者は自宅にいることが多く、電話勧誘や家庭訪問による被害に遭いやすいです。一人暮らしの高齢者なら尚更でしょう。

ここ数年ではハガキによる架空請求詐欺も増えているとのこと。また、詐欺と聞いて思い浮かぶのが振り込め詐欺ですが、このような特殊詐欺の被害者は高齢者が多数を占めています。

また、次のグラフのように、65歳以上の相談1件当たりの平均金額がとても大きいものになっています。65歳未満と比較すると、65歳以上の平均金額が大幅に大きいことが分かります。

詐欺や消費者被害に遭いやすくなる

ちなみにこれは相談1件当たりの金額ですが、65歳以上の全件の合計金額においては、「契約購入金額総額1591億円、既支払額総額950億円」という驚くべき金額であり、高齢者の消費者被害は一層深刻であるといえます。

国民生活センターの公表では、60歳以上の消費者トラブルが40万件を突破しているとのこと。1日あたり1000件以上のトラブルが発生しているという計算ですから、明日は我が身、決して他人事と思わないことが大切でしょう。

食事の偏り、食生活の乱れ

一人暮らしの高齢者の場合、食事の偏りがみられたり、食生活が偏る傾向にあります。バランスの良い食生活として、野菜を中心とした和食がオススメされていますが、実践できる人はなかなかいないようです。買い物や食事の支度がおっくうになることや、自分1人のためだけに手料理を作るのに張り合いが感じられないことなどもあって、どうしても自炊から離れ、出来合いのお弁当やお総菜などを選んでしまう傾向にあります。

特に、男性の場合はその傾向が強く、妻との離婚や死別によって一人暮らしになった場合に、栄養管理が疎かになり食生活の質が低下しがちです。

また、単に高齢になって食が細くなり、食への関心が薄れ、栄養不足に陥ってしまう高齢者も多いです。

このような食生活の乱れは栄養失調をまねき、実際に平成30年国民健康・栄養調査によれば、65歳以上高齢者の低栄養傾向の割合は約16%であり、高齢者の6人に1人が栄養失調状態にあることがわかっています。

栄養失調になることで、「筋肉が減少する、骨が弱くなる、運動能力が低下する、寝たきりのリスク上昇、免疫力が低下する、認知症リスク上昇、病気になりやすくなる」などのリスクが高まるので注意が必要です。

認知症が進行しやすく、認知症に付随したトラブルが発生する

認知症にもたくさんの種類がありますが、アルツハイマー型認知症など「本人が自覚しないまま進行するタイプの認知症」もあります。

家族と同居していたり、頻繁な交流のある人がいるなら、言動の変化によって「もしかしたら認知症じゃないかな?」と気づくキッカケはあるかもしれませんが、一人暮らしのために気づけず症状が進行してしまうことがあります。

特に孤独感を感じている一人暮らしの高齢者の場合は、孤独による寂しさで精神的に不安定になることで、認知症の症状が急激に進行するとされています。

認知症が進行すると…

・火の不始末によってボヤ騒ぎを起こす。
・薬を飲み忘れて治療中の病気が悪化する。
・または薬の飲みすぎで副作用がでる。
・食べたことを忘れることによる過食。
・高額商品を購入したり、詐欺被害に遭いやすくなる。
・ゴミ出しルールを守れないなどのご近所トラブル。
・万引きをしてしまう。

などなどの問題が懸念されます。

緊急時に助けを求められない、発見が遅れる

高齢者の一人暮らしの問題点として、何かあった時、緊急時に助けを呼べないということもあります。外出時であれば、体調が悪くなったり何かあった時に対応してくれる人がいますし、通りすがりの人やお店の店員さんなどに助けを求めることもできます。

しかし、家に一人でいる時だと、例えば「意識を失う」などの緊急事態が生じた場合でも、誰も助けることができません。発見が遅れれば、孤独死という取返しのつかないケースになることも考えられます。

また、近年は日本だけでなく世界規模で、大規模な気象災害が頻発しています。地震はもちろんのこと、暴風雨や洪水などによる水災害の被害は非常に大きいものとなっています。災害が発生したときに、死者・行方不明者になりやすいのが高齢者であり、「もし災害が発生した場合に素早く非難できるかどうか」「身近に助けてくれる人がいるのか」などは、一人暮らしの高齢者にはついて回る問題でしょう。

うつ病になりやすい

認知症と並ぶ高齢者特有の病気に「うつ病」があり、現在、高齢者のうつ病有病率は13.5%といわれています。高齢者がうつ病になる原因として、さまざまな喪失体験がキッカケとなりやすいことが有名です。

具体的には「老化による身体機能・知的機能の低下」「配偶者・友人との死別」「定年退職による社会的役割の喪失」などが挙げられます。他にも「一人暮らしの孤独感」であったり「バランスの悪い食事」も、老人性うつの原因として数えられます。

東京大の谷友香子研究員(栄養疫学)らの研究チームは、独りで食事をすることが多い高齢者は、一緒に食事をする人がいる高齢者に比べてうつになりやすく、独り暮らしの場合「女性の孤食はうつの可能性が1.4倍、男性は2.7倍になった」との研究結果を発表しています。(参照:高齢者の孤食の社会的背景および孤食が及ぼす健康影響に関する縦断的検討)

孤食は「早食いになる」「咀嚼回数が減る」「栄養バランスが偏る」という傾向にあり、うつ病の地固めに繋がるのです。

以上、高齢者の一人暮らしでは、様々な困ることや問題点がでてくることがわかります。では、このような問題点をクリアにし、不安を解消するにはどうしたら良いのでしょうか?

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高齢者の一人暮らしの不安を解消する5つの対策について

高齢者の一人暮らしの不安を解消する5つの対策について

対策1.社会とのつながりを持つ活動をする

まず、高齢者ご自身が元気に動けるうちは「働くこと」で社会との接点を持つことができます。働くことは生きがいにも繋がりますし、職場や仕事仲間が何かあったときの緊急連絡先にもなります。何か緊急事態が起こった場合も、「仕事に来ない=何かあったのかも」と察してもらえ、早く見つけてもらえる可能性が高くなります。

令和元年「高年齢者の雇用状況」集計結果によると、65歳以上の常用労働者数は増加傾向にあります。

社会とのつながりを持つ活動をする

65歳の定年制を廃止した企業の数、66歳以上の継続雇用制度を導入した企業の数も増加しており、健康で働く意欲がある限り働き続けられる環境作りに国も乗り出しているのです。「働けるうちは働く」という選択肢もぜひ検討してみましょう。

他にも「趣味や習い事を始める」「ボランティア活動をする」「自治体のグループ活動に参加する」などの選択肢もオススメ。理想をいえば、「平日は週3回仕事、好きな趣味教室は週2回、週末はボランティア活動」のように、自分のライフスタイルに合わせて複数取り入れると良いでしょう。

趣味や習い事探しの参考記事はこちら↓

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このように社会とのつながりを積極的に作ることで、社会から孤立しないばかりでなく、お金の不安解消、健康維持、認知症や老人性うつの予防など、一人暮らしの高齢者が陥りがちな問題の多くをクリアすることができます。

対策2.消費者被害に遭わないために情報を集める

上記でお伝えしたように、高齢者の消費者被害の件数は年間40万件を突破しており、毎日1000件以上の被害が発生しています。消費者被害に遭わないためには、まずは、「他人事ではなく自分事である」と認識することが大切です。

そして、高齢者に多いトラブルの事例や手口などの「情報」を集めることが有効です。知ることが対策になります。国民生活センターのホームページにて「高齢者の消費者被害」の事例や手口がまとめて掲載されていますので、ぜひチェックしてみましょう。

他にも、政府広報オンライン「“特集”やらなくちゃ!防サギ」のページにて、高齢者の被害を未然に防ぐためのポイントや、最新の手口等が紹介されていますので、合わせてご確認ください。過去の事例に加えて、新しい手口の情報もしっかり収集しておきましょう。

成年後見制度の利用も検討しましょう!

成年後見制度とは、認知症などで判断能力が不十分な方を守るための制度です。不利益な契約や悪徳商法から高齢者を守ることができます。すでに判断能力が低下している人のための「法定後見制度」と、将来判断能力が低下したときのために準備しておく「任意後見制度」があります。

後見人制度を利用することによって、消費者トラブルを防げる可能性は高くなるでしょう。今は必要ないと思っていたとしても、もしもの場合を考えて、まずは「任意後見制度」を検討してみるのも良いかもしれません。

対策3.栄養をしっかり摂る!食事宅配サービスを活用する

高齢者で一人暮らしの場合、買い物や調理が面倒に感じるときも多々あるでしょう。そこでオススメなのが食事の宅配サービスで、利用者に合わせた食事を自宅まで配達してくれます。

例えば、食事宅配サービスで一番有名な「ワタミの宅食」であれば、栄養バランスのとれた日替わりの夕食を週5回届けてくれます。カロリー・塩分・品目数・野菜量などの献立設計がしっかりと組み立てられていることや、飽きのこない豊富なバリエーション、一食当たり500~600円程度のリーズナブルな料金設定など、たくさんの魅力があります。

何より「まごころスタッフ」による手渡しが基本なので、ふれあいやコミュニケーションが発生し安否確認にもなる点は、一人暮らしの高齢者には嬉しいメリットでしょう。

バランス良く栄養素を摂取することは、健康維持はもちろん、老人性うつや認知症の予防にもなりますから、もし「バランスの良い食生活ができてない…」と感じるなら、食事宅配サービスを検討することをオススメします。

対策4.身体の健康をキープするための活動をする

平成27年版高齢社会白書「一人暮らし高齢者に関する意識」の調査では、日常生活の不安は次のようになっています。

身体の健康をキープするための活動をする

トップ3は次の3つです。

1.健康や病気のこと
2.寝たきりや身体が不自由になり介護が必要となる状態になること
3.自然災害(地震・洪水など)

自然災害については「健康であれば素早く対処できるから不安は軽減される」わけですから、トップ3の不安は大別すればすべて「健康の不安」にまとめることができます。

健康を維持できることができれば、一人暮らしの高齢者の不安は大幅に軽減できるのです。

高齢者が健康を維持するためには、バランスの良い食生活を基本としつつ、日常生活に運動の習慣を取り入れることが大切です。

運動をすることによって、

・免疫力がアップする。
・体力・筋力が向上し、転倒や骨折の防止になる。
・骨粗しょう症予防になる。
・生活習慣病の予防・改善が期待できる。
・うつ症状改善、認知症予防・改善になる。

などなど、たくさんのメリットが期待できます。

高齢者にオススメの運動は「ウォーキング」「水泳」「サイクリング」などの有酸素運動が一押し。他にもストレッチや体操、ゴルフなど、ご自身の好みに合わせて選んでみましょう。

高齢者が実践しやすい運動や注意点などは、次の記事で詳しく解説しています。

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対策5.高齢者の一人暮らしをサポート支援してくれるサービスを活用する

見守りサービス

民間企業や自治体が見守りサービスを提供しています。自宅を訪問してくれるものや、センサーを使ったものなど様々ですので、サービス内容や料金を見比べて無理なく利用できるものを選んだら良いでしょう。

・郵便配達員や宅急便の配達員などによる声かけ。
・自治体の職員の自宅訪問による安否確認。
・水道や電気使用用のモニタリングによる見守り。
・警備会社では、センサーによる見守りや非常ボタン設置による緊急時対応。

などなど、様々なタイプの見守りサービスがあります。月額3,000円程度でリーズナブルな料金設定のサービスも多くあるので、金銭面でも大きな負担はかからないでしょう。

見守りサービスを利用することは、遠方で暮らす家族にとっても、一人暮らしの高齢者本人にとってもメリットがあることですので、ぜひご検討いただけたらと思います。

見守りサービスの詳細や選び方、オススメのサービスについては次の記事が参考になるでしょう。

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介護サービスを利用する

身体に不自由があって仕事や習い事など積極的に活動できない場合は、介護サービスを利用することで、他者との交流の機会を増やすことができます。

訪問介護や訪問リハビリによって、週に数回、自宅に専門家が来る状況を作るのも良いですし、デイサービスやデイケアなどの通所サービスを利用するのもオススメです。通所サービスであれば、職員やスタッフ、他の利用者もたくさんいるのでコミュニケーションの機会がグッと増えるでしょう。

介護保険サービスを利用するためには、認定調査を受ける必要があります。詳しくは、地域包括支援センターや市町村の役所にある高齢者担当窓口に相談してください。

自治体のサービスを利用する

各自治体では、一人暮らしの高齢者向けに対して独自の支援を行っています。「安否確認」「日常生活の助言・相談」「GPSによる位置情報提供サービス」「緊急通報システムの設置」「外出支援」「サロンの開催」「訪問理容・美容」など、さまざまなサービスを行っていますので、上手に活用していきましょう。自治体の福祉関係の窓口に相談すると良いでしょう。

自治会や町内会へ加入する

自治会や町内会へ加入することで、地域住民とのつながりを密にすることができます。近年、ご近所付き合いが希薄になっている人も多く、ご近所住民の名前も顔も全く分からない、隣に誰が住んでいるのか知らないといったケースも多いです。

最近は自治会や町内会に加入する人も少なくなっていますが、加入することで、少しでもご近所さんとのつながりを増やすことができますから、いざという時の安心材料になるでしょう。災害発生の際には、高齢者の一人暮らしの世帯の安否をいち早く確認し、必要な対策を講じてくれる自治会もあります。

地域包括支援センターを利用する

地域包括支援センターとは、地域の高齢者をサポートするために「介護サービス」「保健福祉サービス」「日常生活支援」などを行っている公的な相談窓口です。ご家族からの相談にも乗ってくれます。

ケアマネージャー、社会福祉士、保健師などの専門家が常駐しており、高齢者に対しての様々なサポートを専門的見地によって行ってくれます。地域包括支援センターは日本各地に5,167か所が設置されています。(ブランチ(支所)を含めると7,341か所)※平成31年4月末現在

お近くの地域包括支援センターの専門相談員に、どういった支援が良いのか相談してみましょう。
全国の地域包括支援センターの一覧(都道府県のホームページへリンク)
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まとめ:対策をしっかり立てて、高齢者の一人暮らしを安心・安全なものにしよう

以上、高齢者の一人暮らしの現状を認識し、一人暮らしによって懸念される問題点や、問題点を克服し不安を解消するための対策方法についてお伝えしました。

高齢者が一人暮らしをすることは「孤独死」「消費者被害」「栄養の偏り、栄養不足」「緊急時に助けられない」「認知症」「老人性うつ」など、困ることや問題点が少なからず出てきます。高齢になればなるほど、それは顕著になってくるでしょう。

これらの不安を解消するためには、仕事や趣味活動など自発的な活動を通して、積極的に社会(人)とのつながりを作ることが大切です。人とのつながりが、いざという時の助けになります。

バランスの良い食生活による栄養摂取や、運動習慣を作ることにより、身体の健康を維持することも重要。今よりも状態を良くしていくことをイメージし、少なくとも悪くならないよう努力することを心がけましょう。

また、ご自身の状態に合わせて、見守りサービスなど外部の支援サービスを積極的に活用することをオススメします。しっかりと対策することで、一人暮らしをする高齢者ご自身も、ご家族も安心できるでしょう。

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もし高齢者自身が一人暮らしに強い孤独感を感じているなら

高齢者が寂しさや孤独を感じることは、メンタル面における影響にとどまらず、認知症を進行させ、さまざまな病気の発生率や死亡リスクを高めることがわかっています。「タバコを一日15本吸うのと同様のリスクがある」という驚きの報告もあるのです。

次の記事で、孤独感の原因や解消方法について詳しくまとめていますので、合わせてご確認いただけたら幸いです。

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