高齢者の孤独感は死亡リスクを高める!?孤独感の原因や解消法を知ろう

高齢化が進む近年の日本において、「高齢者の孤独感」が問題視されています。老後の不安といえば、お金や健康がまず思い浮かびますが、それと同等に「高齢者の孤独感」が深刻になっているのです。

マザーテレサは「世界で一番怖い病気は孤独である」と言っています。

事実、高齢者が孤独を感じることによって「タバコを一日●●本吸うのと同様のリスクがある」「死亡リスクが高まる」などの危険性があることが、最新の研究で明らかにされているのです。

このページでは、高齢者の孤独感について、

・孤独によってどんなリスクや問題が生じるのか?
・なぜ高齢者は孤独を感じるのか?理由・原因は何?
・孤独感の原因から導く、孤独感を解消する方法

などなど詳しく解説していきます。孤独感を解消し、幸せなシニアライフを謳歌するためのご参考になれば幸いです。

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日本では高齢者の割合がどのくらい増えているのか?

令和元年版高齢社会白書によると、次の図のように日本では高齢化が右肩上がりで進んでいます。

日本では高齢者の割合がどのくらい増えているのか?

現在、人口の約30%が65歳以上の高齢者であり、2065年には人口の38.4%、国民の約2.6人に1人が高齢者となると予測されています。日本はまさに高齢化社会のまっただ中にあると言えるでしょう。

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孤独感に悩む高齢者が増加!孤独感を感じる理由・原因とは?

孤独感に悩む高齢者が増加!孤独感を感じる理由・原因とは?

高齢化に伴う問題は様々ですが、近年では家族構成やコミュニティの在り方の変化と相まって「孤独感に悩む高齢者」の増加が深刻な問題となっています。なぜ、孤独感を感じてしまうのでしょうか?

やむを得ず一人暮らしになった高齢者は寂しさを感じやすい

65歳以上の一人暮らしの高齢者は、次の図のように男女ともに年々増加しています。

やむを得ず一人暮らしになった高齢者は寂しさを感じやすい出典:令和元年版高齢社会白書

昭和55(1980)年では男性約19万人、女性約69万人、65歳以上人口に占める割合は男性4.3%、女性11.2%でしたが、平成27(2015)年には男性約192万人、女性約400万人、65歳以上人口に占める割合は男性13.3%、女性21.1%となっています。

近年の日本では2世帯・3世帯で暮らす人は少なくなり、核家族という家族構造がスタンダードなスタイルになりつつあります。子どもが独立し、配偶者に先立たれるなど、やむを得ず1人暮らしとなるケースも多く、そのような場合に寂しさを感じるのは理解できるでしょう。

ただ、一人暮らしを悠々自適に楽しんでいる高齢者もおり、「一人暮らし=寂しい」とは一概には言えません。

定年退職により、社会的な関わりが激減すること

日本では男性が定年退職まで働くのが当り前になっており、男性は現役時代は仕事中心の生活になりがちです。そんな男性は人間関係も仕事中心になるパターンが多いため、定年退職することで人間関係が極端に少なくなります。

人との触れ合いがなくなることによって、孤独感を感じる高齢者男性は多いようです。

また、定年後は配偶者の他、地域コミュニティや友人との交流が人と接する主な機会となりますが、仕事中心で生きてきた男性は、退職後に新しい人間関係を築きにくい傾向にあります。

そのため、話し相手が配偶者しかおらず、配偶者に先立たれた場合に一気に弱る男性が多いというのも頷けることでしょう。現に、一般社団法人日本少額短期保険協会の「孤独死現状レポート」によれば、日本において孤独死の80%以上は男性とのこと。孤独死の平均年齢は男女とも61歳。

社会的な役割がなくなることによる自己有用感の喪失

会社でバリバリ仕事をしていた男性が、定年後に一気に老け込んでしまうケースはよく見聞きする話ではないでしょうか?退職し社会的な役割がなくることで、社会に取り残されたような気持ちになり、「何のために生きたらいいのだろう」「誰にも必要とされてない」という自己有用感が欠如することが孤独感に繋がるようです。

また、高齢になると身体機能が衰えてきて、今まで出来ていたことが出来なくなってきます。人は誰しも「誰かの役に立ちたい」と思う傾向にありますが、思い通りに身体が動かなくなり社会的な役割を担えなくなることで、「自分には価値がない」「誰の役にも立てない」と悲観的な気持ちにもなり、寂しさや孤独を感じてしまうことも。

このような高齢者の場合、家族と同居していて客観的には幸せそうに見えても、本人は孤独感に苦しんでいることもあるのです。

健康面や金銭面などの未来への不安は孤独感を増幅させる

高齢になるほどに、多くの人が身体の衰えや病気を経験するものです。日々、身体の衰えを感じることで「死」を意識するようになり、それが不安や恐れに繋がります。病気になれば医療費がかかります。入院するようなケースになれば尚更です。介護が必要になれば介護費用も必要になります。

もし要介護者になった場合には、「配偶者が面倒を見てくれるのか」「家族が面倒を見てくれるのか」「家族に迷惑かけないだろうか」「いつか施設に行かないといけないかも」「お金はどうするのか」など、不安や心配が尽きないものです。

このような未来への不安や心配、恐怖心によって、孤独感が増幅する傾向にあります。

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死亡リスクが高まる?高齢者の孤独感がもたらす驚きの問題とは?

死亡リスクが高まる?高齢者の孤独感がもたらす驚きの問題とは?

AARPで掲載されているレポートによれば、寂しさを感じる高齢者は「憂うつ」「認知症」「脳卒中」「心疾患」「高血圧」の発生リスクが高まると報告されています。この健康被害は『タバコを一日15本吸うのと同様のリスクがあり、早死にのリスクが30%増加する』としています。

また、米国のカリフォルニア大学のCarla.M.Perissinotto氏らの研究によれば、「孤独(寂しさ)を感じている高齢者は、身体機能が低下し、死亡リスクも高くなる」と発表しました。

調査の結果、高齢者全体の43%が孤独を感じており、孤独と答えたグループは、孤独でないグループに比べ、その後6年の追跡期間において次のようなことが判明しました。

・日常生活動作の低下を感じる割合が1.59倍
・手先を使った作業に困難を感じる割合が1.28倍
・階段や坂を上ることに困難を感じる割合が1.31倍
・死亡リスクが1.45倍に上昇

このように高齢者の孤独感は、単に「寂しくてツラい」といったメンタル面だけではなく、病気・身体機能悪化・死亡のリスクを高めるという深刻な問題を引き起こすのです。孤独が私たちの心身機能に及ぼす影響は、想像以上に大きいと言えるでしょう。

また、高齢者の認知症が大きな社会問題となっていますが、1人暮らしで孤独な高齢者ほど、認知症になりやすいという報告があります。そして、孤独による寂しさから精神的に不安定になると認知症は急激に進行するとされています。

高齢者の孤独による身体への悪影響は、当事者が大変な思いをするという問題があるのはもちろんのことですが、高齢化社会において医療・介護費用がどんどん増大するという社会問題として認識されているのです。

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高齢者の孤独感を解消する7つの方法

高齢者の孤独感を解消する7つの方法

高齢者が孤独を感じてしまう原因として、次の4つを挙げました。

・やむを得ず一人暮らしになった高齢者は寂しさを感じやすい
・定年退職により、社会的な関わりが激減すること
・社会的な役割がなくなることによる自己有用感の喪失
・健康面や金銭面などの未来への不安は孤独感を増幅させる

これらの原因への対策を行うことで、高齢者の孤独感を解消していけるでしょう。

ポイントは次の3つ。

1.人との繋がり・社会との繋がり、仲間を作ること。
2.生きがいや役割を持ち、自己有用感を見いだすこと。
3.自分の世話は自分でできる程度の健康を保つこと。
+α.困らない程度のお金

具体的には次の通りです。

仕事やボランティアによる社会参加

生きがいや社会的な役割につながる活動としてオススメなのが、仕事やボランティアです。

近年、高齢者といってもまだまだ若く元気な人が多いため、シニア世代の求人情報も数多くあります。元気で働く意欲がある方で、効率良く仕事を見つけたいならシルバー人材センターへの相談もオススメで、高年齢者に適した仕事を紹介してくれるでしょう。働けるうちは働くことは、金銭的な不安を解消できるというメリットもあります。

また、ボランティア活動をする高齢者もとても多く、高齢社会白書によれば、実に約5割のシニアがボランティア活動の参加経験があると答えています。

ボランティア画像

出典:高齢社会白書

ボランティア情報はたくさんありますが、まずは市区町村が運営する「ボランティアセンター」に連絡を取るのが良いでしょう。ボランティア活動員を求めている地元の団体や個人の情報が多く集まっています。

趣味や習い事をスタートする

趣味や習い事は「生きがい作り」「友達作り」に適した方法です。同じことに興味関心のある仲間ですから、初対面でも会話が盛り上がりやすく交友関係も深まりやすいです。職場のような上下関係もなく、社会的な肩書きなども関係のない場ですので、変に気を遣うようなストレスがないのも友達を作りやすい理由の1つでしょう。

趣味や習い事の教室はカルチャーセンターで見つけたり、地元の老人クラブに入会するのもオススメです。老人クラブにはたくさんの種類があって、スポーツ、カラオケ、生け花、将棋など様々な内容があります。健康維持という視点では、身体を動かすものが良いかもしれませんね。

まだこれといった趣味が見つかっていないなら、次の記事が趣味探しの参考になりそうです。

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認知症予防にカラオケが注目されてる?

カラオケは歌うこと自体が有酸素運動になりますし、歌詞を覚えたり、メロディーに合わせて歌ったりすることで認知機能のトレーニングにもなります。思い出の曲を歌うことで、当時の記憶を刺激する効果も期待されており、認知症予防の一環としてカラオケを取り入れている高齢者施設が増えています。

カラオケは趣味仲間との交流を深める良い機会にもなり、高齢者がカラオケをすることはたくさんのメリットがあるのです。ぜひ、趣味の1つとして、カラオケをご検討いただけたらと思います。

カラオケの凄さについては次の記事で説明していますので、良かったら合わせてご一読下さい。

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カラオケの他の、認知症予防にオススメの趣味は次の記事でまとめています。

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ペットを飼う、ロボットでも効果あり

ペットを迎えることは家族の一員が増えるのと同じことですから、単純に寂しさや孤独感の軽減になります。また、「ペットと散歩に行く」など運動の頻度が増えます。室内のみで飼育するペットの場合でも、ごはんの準備で立ち上がったり、おトイレの掃除をしたり、身体を動かす機会が増えるために自然と健康維持に役立つのです。

ペットを飼う、ロボットでも効果あり

ごはんやおやつを何時にどくらいの量をあげるのか?など覚えることも多く、そのような記憶の反復が脳に刺激を与え、記憶力の維持・向上に働きかける効果も期待できます。ペットを飼うことで、図らずとも認知症予防につながるのです。

また、ペットと触れ合うことによってオキシトシンという「幸せホルモン」の分泌が促進されることが分かっています。ペットと一緒に生活をすることで幸福感を得られる、ということです。

他にも、例えば犬のお散歩などで飼い主同士の交流が増えたり、ペットのお世話グッズのショップ店員さんと仲良くなったり、ペットを通してのコミュニケーションの機会が増えるというメリットもあります。

ペットの飼い主となることは孤独感の解消のみならず、健康維持、認知症予防、人との交流機会の増加など、たくさんの良い効果があるのです。

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「自分にもしものことがあった場合に、ペットがどうなるか心配・・・」という方も、自分亡き後に里親を探してくれるサービスもあるのでご安心ください。

住環境や身体的な問題で「ペットは飼えない」という場合、スマホアプリで飼うバーチャルペット(コンピューター上のペット)やロボットのペットという選択肢もあります。生きているペットと同様、心理的な癒やし効果や、寂しさや孤独感の軽減につながることは実証されていますので、ご自身の環境に照らし合わせてバーチャルやロボットペットを選択するのも良いでしょう。

犬のロボットの参考動画です↓

SNSやブログで情報発信をしてみる

趣味や習い事、ペットとの交流等と平行して実践をオススメするのが、SNSやブログによる情報発信です。SNSやブログは見るだけでも楽しいですが、自分からも日々発信することことで「情報発信者」として認識され、同じことに興味を持つ仲間が増えやすくなります。

書く内容は、何か1つのジャンルに特化して書いていくというスタンスがオススメ。例えば、趣味が料理であれば「今日作った料理の写真」を掲載したり、「美味しい出汁の取り方」「試してみて美味しかった隠し味」「オリジナルのレシピ紹介」などなど、ご自身で勉強したり実践したことをアウトプットするイメージです。

1つのジャンルに特化することで「料理が好きな人」「料理に詳しい人」と認知され、発信した情報によって誰かのお役に立つことができます。ファンができて、コメントやメールをいただくことも多くなるなど、社会性や自己有用感を満たすことにも有効に働きます。

また、SNSやブログを利用することは、災害発生時の情報交換ツールにもなります。近年、自然災害の発生件数が増えており、高齢者にとっては何かと心配かと思いますが、SNSやブログの利用が1つの不安解消の手段になりそうです。

シニアに特化したSNSの利用もオススメ!

SNSといえば、Facebook・Twitter・Instagramなどが有名ですが、シニアに特化したSNSも多数存在します。「犯罪や個人情報流出の防止に努めている」「悪質なセールスを排除している」など、高齢者がより安心して利用できる環境が整っているのが特徴です。

シニアに特化したSNSについては、次の記事で徹底解説しています。

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新たなパートナーを作る

新たなパートナーを作る

配偶者と死別してしまった場合、新たなパートナーを作るのも良いでしょう。お互いに寄り添い合い、人生を共に楽しむパートナーの存在が、孤独感から解放してくれることは間違いありません。パートナーと言っても「結婚」という枠にこだわる必要はありません。

50年以上にわたり中高年を対象に結婚情報サービスを提供している茜会のマネージャー・後藤ひろみ氏によれば、

積極的に出会いを求めるシニアの方は増えていますし、今は通い婚や週末婚、事実婚など、お互いの状況を尊重した上でネクストライフを考えられる時代になりました。事実婚や遺言書をテーマとした公正証書のつくり方セミナーも開催していますが、毎回好評です(出典:chojumikata.com)

とのことで、お互いのライフスタイルに合った形でパートナーを得て、幸せなシニアライフを歩んでいる方が確実に増えているようです。人生100年時代と言われる現代において、セカンドライフを共に歩んでいくパートナーを作ることは、とても自然な在り方だと言えるのではないでしょうか。

介護サービスを利用する

足腰が弱っていたり、日常生活に困難が生じるような場合、介護サービスを利用することも検討してみましょう。要介護認定を受けている方であれば、介護保険サービスが利用できます。

まずオススメなのが通所サービスである「デイサービス」や「デイケア」です。自宅で生活をしている高齢者が、日中を施設に通って過ごすサービスで、食事や入浴、レクリエーション、リハビリ、イベントなどのサービスが提供されています。

介護サービスを利用する

スタッフや他の利用者との交流もあり、寂しさや孤独感を感じることもないでしょう。職員による送迎もあるので、交通の面でも心配はいりません。

日常生活への不安が大きい場合は、訪問介護という選択肢もあります。身体介護から生活援助まで、利用者に合わせたサービスが提供されており、不安や心配を軽減できるでしょう。

健康状態を維持・向上させる取り組みをする

健康面における未来への不安は、孤独感を増幅させてしまいますから、健康状態を維持・向上させる取り組みをすることが大切です。ここでは健康の基本である運動と食事に焦点を当てていきたいと思います。

高齢者が運動をすることにはたくさんのメリットが!

運動をすると体力・筋力・持久力が上がりますし、ナチュラルキラー細胞が活性化するなど「免疫力アップ」につながります。また、骨が強くなることで、骨粗しょう症予防にもなります。ウォーキングなどの簡単な運動でも、継続することで十分な効果が期待できます。

高齢社会白書によれば、高齢者が要介護となる原因として「骨折・転倒」が12.5%を占めており、多くの高齢者が骨折・転倒をしていることが分かります。

高齢者が運動をすることは…
・骨を強くすることで骨折を防ぐ。
・筋力が向上することで転倒を防止する
という効果が期待できるのです。

さらに「自信が持てる」「ストレス発散」「うつ症状改善」「認知症予防・改善」などなど、メンタル面においても大きなメリットがあります。

具体的なシニアにおすすめの運動や、運動の際の注意点については次の記事をご参照ください。

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バランスの良い食事を心がける!

平成30年国民健康・栄養調査によると、65歳以上高齢者の低栄養傾向の割合は約16%です。高齢者の6人に1人が栄養失調にあるということ。
特に、一人暮らしの高齢者の場合、買い物や食事の支度がおっくうになり、低栄養化が促進されやすいです。

栄養不足が続くと次のようなリスクが懸念されます。

・筋肉が減少・骨が弱くなることで、運動能力が低下し、転倒による骨折や寝たきりのリスクが高くなる。
・寝たきりの方に起こりやすい「床ずれ」の原因になる。
・免疫力が低下し、風邪や肺炎などにかかる危険性が高まる。
・低血糖により、集中力や記憶力の低下、吐き気、めまいなどが起こる。
・認知症リスクが高くなる。
・心臓病や脳卒中のリスクを高める。

などなど。脱低栄養のためには「さまざまな品目をバランス良く摂ること」が大切です。バランスの良い食事の基本は「まごわやさしい」です。

まごわやさしい

出典:ameblo.jp

もし、一人暮らしで作るのが面倒であれば「宅食サービス」を利用したり、また、食が細くなってきてあまり食べれないような場合は「健康サプリ」で足りない栄養素を賄うことも検討していくと良さそうです。

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まとめ:孤独感を解消し、幸せなシニアライフを!

以上、高齢者の孤独感について、孤独を感じる原因や、孤独によるリスクや問題、孤独感を解消する方法などをお伝えしました。

高齢者が寂しさや孤独を感じることは、メンタル面における影響にとどまらず、認知症を進行させ、さまざまな病気の発生率や死亡リスクを高めてしまいます。「タバコを一日15本吸うのと同様のリスクがある」というのは、驚きの内容だったのではないでしょうか。

高齢者の孤独感を解消するためのポイントは次の3つです。

1.人との繋がり・社会との繋がり、仲間を作ること。(社会性)
2.生きがいや役割を持ち、自己有用感を見いだすこと。(役割を持つ)
3.自分の世話は自分でできる程度の健康を保つこと。
+α.困らない程度のお金(健康とお金の不安解消)

ぜひ、上記で紹介した7つの解消法を取り入れ、孤独感を解消し、幸せなシニアライフを楽しんでいただけたら幸いです。

離れた場所で暮らす高齢者の日々の安否確認や、緊急時対応について以下の記事は参考になると思います。

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