「分け目」薄毛とパサつき…中高年女性の髪の悩み《原因&対策8選》

近年、「薄毛」は男性だけの悩みではありません。

女性の約10人に1人が悩み、特に女性は「分け目」がくっきり目立つ「分け目」薄毛が大きな悩みの種となっています。そして、もう一つの悩みが「髪のパサつき」です。どちらも50歳を過ぎる頃から気になり始め、50代後半には鏡を見るのも億劫になった…という方が実に多くいらっしゃいます。

「髪の悩みがなかったらもっと自信が持てるのに…」そんな声にお答えし、中高年女性の髪の2大悩み「分け目」薄毛とパサつきの《原因と対策8選》をご紹介します。

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中高年女性を悩ませる「分け目薄毛」と「パサつき」

出典:ドゥ・ハウス

20代から60代の方への「どんな髪の悩みがあるか」という調査で、上位12位までの結果です。

・ボリュームがない
・抜け毛
・ハリ/コシがない
・髪の毛が細い
・薄毛

これら5つは、『量の少なさ=薄毛』に対する悩みです。また、

・ぱさつき/乾燥
・髪の傷み
・ツヤがない

これら3つは、『パサつき/乾燥』に対する悩みです。どれも50~60代の方の回答が多く、中高年女性の髪の悩みの多くが『薄毛』と『パサつき』関連である事がわかります。

「分け目」薄毛とは?

女性に多い「分け目」薄毛は、「びまん性脱毛症」によるものです。「びまん」とは、「一面に広がる」事を意味します。男性は一部分が薄くなる事が多いのですが、女性は頭全体が薄くなるのが特徴で、「分け目」や髪を結んだ際に薄毛が顕著になるというものです。

出典:いらすとや

びまん性脱毛症の特徴

・分け目の幅が広がった気がする
・分け目からペタンとして、寂しげに見える
・分け目の地肌が妙に目立つ
・抜け毛が多くなった
・髪の1本1本が細くなった
・ヘアスタイルが決まらなくなった

女性の場合は「ホルモンの乱れ・ストレス」など、体全体に及ぶ症状が原因の為、男性に比べ「全体的」に薄毛が広がってしまうと考えられています。

「パサつき/乾燥」とは?

パサつき/乾燥は、様々なダメージ要因により髪の外側の「キューティクル」が剥がれ、毛の表面はバサバサに、毛の内部はスカスカに空洞化してしまった状態です。

出典:いらすとや

毛の表面が乱れる事で光反射しなくなる為、「髪のツヤ」が無くなります。また栄養不足により「ハリ・コシ」が消失します。ひいては「枝毛や切れ毛」、「くせ毛やうねり」の発生へとつながっていきます。

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「分け目薄毛」の原因とは?

原因① 更年期のホルモンの乱れ

女性の体は、「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2種類の女性ホルモンが働き、女性らしさが保たれています。しかし、45~55歳頃に更年期を迎えると2種類の女性ホルモンの分泌は大幅に減少し、代わりに男性ホルモンが優位になる事が薄毛の原因と考えられています。

出典:あすか製薬株式会社

またこの時期、2つのホルモンの内、特に「エストロゲン」の分泌が激減します。この事により月経不順やのぼせ、ほてりなど体にも様々な変化が起こり始めますが、髪にも大きく影響します。髪が細くなったり、1つの毛穴から生える髪の本数が減り、頭全体が薄毛になります。

原因② ストレスや生活習慣

生活習慣も時には薄毛の原因となります。

・喫煙
・過度の飲酒
・乱れた食生活
・睡眠不足

このようなNG生活習慣を続けたり、強いストレスを感じる事で、体に緊張をもたらす「交感神経」が活発化します。緊張が続く事で血流が悪化、頭皮は硬くなり髪に栄養が行き渡らなくなります。すると髪の成長が止まって新たな1本が生えなくなったり、髪自体が細くなり薄毛となります。

原因③ 紫外線

長年にわたり紫外線を浴びる事は、肌だけでなく髪にも同じようにダメージを与えています。紫外線の中のUV-Aは、頭皮の奥の真皮まで到達し、「毛母細胞」にダメージを与えてしまいます。「毛母細胞」が壊されると、脱毛しやすくなったり、新たな1本が生まれにくくなったりして薄毛となります。

紫外線は夏だけでなく年中降り注いでいますが、夏以外は対策を怠りがちになってしまう方が多いので要注意です。

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「パサつき」の原因とは?

原因① 加齢による脂や水分の不足

加齢によりそもそもの毛の脂質が減ったり、保水力が低下します。また栄養素の吸収力も落ちるので、アミノ酸など髪の毛の原料となる成分を十分にいきわたらせる事もできなくなります。

原因② 白髪染めやパーマのしすぎ

出典:ケアプロタイムス

繰り返した白髪染めやパーマは、髪の毛のキューティクルを剥がす大きな要因となります。キューティクルが剥がれる事で、毛の表面は荒れ、毛の内部の水分や栄養素が外に漏れだし不健康な髪の毛となってしまます。

原因③ 頭皮のトラブル

髪の毛を育てる為の基盤となる頭皮が荒れていては、健康な髪の毛は作られません。髪がパサつくのに加えて頭皮がすぐかゆくなる、地肌がべたつくという方は、日々のシャンプーやコンディショナーの洗い残しによる頭皮トラブルが原因の可能性があります。

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中高年女性の髪の悩み対策8選

「分け目」薄毛とパサつきが気になり始めたらすぐ試したい!対策8つをご紹介します。

①ヘアケアの改善

【「育毛シャンプー」を利用する】

健康な髪を育てるには、まず健やかな頭皮を育てましょう。でも実際にどのシャンプーを選べばいいのかわからない‥そんな方は以下を基準に選んでみましょう。

自分の肌タイプに合ったものを使う

パッケージにある「乾燥肌用」「脂性肌用」などのメーカー表記を参考に選びます。

《頭皮タイプの見分け方》
入浴後どれくらいで皮脂がでてくるかで見分けられます。
1時間後⇒「脂性肌予備軍」、3時間後⇒「普通肌」、翌朝「乾燥肌」

「洗浄成分」や「アレルギー物質の有無」で判断する

洗浄成分は頭皮の刺激が少ないと言われる「アミノ酸系」がおすすめです。また、育毛シャンプーによく使われる天然成分にも要注意です。アレルギーが出た事のある方は成分の有無をしっかり確認しましょう。

【シャンプーのすすぎ時間の見直し】

シャンプー時間の理想は8~10分です。
長い・・!と思われた方は是非、美容室でのシャンプーを思いだして下さい。シャンプー前の予洗い2分、シャンプー2分、すすぎ4~6分が目安です。特に予洗いは手抜きしがちですが、汚れを浮きやすくしたり、髪同士の摩擦を避けたりと重要な役割を担っています。

【髪を正しく乾かす】

シャンプー後自然乾燥のまま眠っていませんか?
自然乾燥は必要以に水分が蒸発し乾燥を招いたり、雑菌を繁殖させてしまいます。ドライヤーは20センチ以上離し、毛流れに沿って上から下方向へ風を向けます。根本は乾きづらく毛先が乾きやすい為、最初に根本から乾かし始める事で毛先が乾きすぎる状態(オーバードライ)を防ぐ事ができます。

【頭皮マッサージをする】

頭皮マッサージで血行を促進すると、毛一本一本の毛根まで栄養が届き、髪の生成が促進されます。シャンプー中に指全体で指圧するのを習慣化しましょう。

★ここでさらにもうひと工夫!
筆者はシャンプー後、『育毛剤』を利用して地肌を指でグッグッと掴むようにマッサージしています。
40歳頃から急に直毛の髪にうねった毛が混じるように・・。マッサージを開始して約2年、うねり毛が減りツヤがでるように。それを機にショートヘアにしましたがヘアスタイルもよく持続しています。ちなみに育毛剤はスーっとするものを利用すると、頭がひんやり気持ちよくてオススメです。
筆者が利用しているものはコチラです。 オージュア エイジングスパ ルートエッセンス
参考:Aujua
※ただし美容室専門商品の為、オージュア取り扱い専門サロンでご購入下さい。サロン検索はコチラです ➡ オージュアサロン検索

②ストレスフリー

ストレスは血行不良を招き、毛の成長を阻害します。自分なりのストレス発散方法を見つけましょう。

・カラオケで大声を出す
・親しい人と会話をする
・自然散策をする
・軽い運動をする

など様々な方法があります。自分に合ったストレス解消方法を見つけましょう。

●カラオケの効果を知りたい方

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③なるべく午後11時には眠る

髪の毛を育てる成長ホルモンは眠っている時に分泌します。特に「入眠後3時間以内」に最もたくさん分泌されます。また東洋医学では、午後11時~午前2時までが体のエネルギーを蓄える「睡眠のゴールデンタイム」と言われ、成長ホルモンもより分泌されると言われています。遅くとも午後11時には眠り、成長ホルモンの分泌を最大限に生かし、髪の毛の成長を促進させましょう。良質な睡眠をとる為には、睡眠時間と共に「睡眠時刻」も大切です。

④紫外線を徹底予防する

夏だけでなく1年を通して頭の紫外線予防をしましょう。

帽子をかぶる、日傘をさす、できる限り日光を避ける方法の他に、「でかける前にUVスプレーをする」という方法もおすすめです。髪の毛だけでなく、特に「分け目」のある頭頂部にもしっかりスプレーしましょう。

●おすすめのUVスプレーはコチラ アネッサ パーフェクトUVスプレー アクアブースター

ミーファ フレグランスUVスプレー シェリーサボン

⑤食生活を改善する

毎日3回摂れる食事は、栄養補給の絶好のチャンスです。

《女性ホルモンを補う食材》
・納豆や豆腐、豆乳などの豆製品
➡「大豆イソフラボン」が、女性ホルモン「エストロゲン」に似た働きをする
《健康な髪を育てる食材》
・たんぱく質を含む「肉や魚」(⇒毛の原料になる)
・亜鉛を含む「牡蠣やレバー」など(⇒毛の主成分の合成に関わる)
・ビタミンB類を含む「玄米、マグロ」など(⇒健康な頭皮を作る)

季節の食材を楽しむ気持ちで、普段のメニューに工夫して取り入れていきましょう。

⑥分け目やヘアスタイルを少し変える

同じ「分け目」にし続ける事で、一部分の髪の毛だけが引っ張られ「分け目」薄毛はより悪化してしまいます。
毎日少しずつ「分け目」の場所を変えるだけでも薄毛抑制につながります。またジグザグにする事で、薄毛もわかりにくくなります。できる方はショートヘアにしてしまうのもおすすめです。髪が短いので頭皮が見える事がより自然になり、薄毛に目がいきにくくなります。

⑦ウィッグを検討してみる

あまりに髪のパサつきが気になる方は、思い切って白髪染めやカラーをやめてみませんか?
とはいえ白髪やグレイヘアへの「移行期間」が嫌で耐えられないという方も多くいらっしゃいます。そんな方には是非ウィッグをおすすめします。もちろん薄毛が気になる方にもおすすめです。ここで一つ、40代以上の方へのウィッグに関する調査をご紹介します。

《ウィッグを利用した事がありますか?興味はありますか?》
「利用したことがある」15.1%
「利用したことがない」のうち「興味がある」人は58%と半数以上
《ウィッグを利用したきっかけは?》
生え際や分け目が気になった」が36.4%と最多
次いで、「髪のボリュームが気になった」「髪型を変えたかった
《では購入時に最も重視したことは?》
デザイン」が29.1%と最多、
次いで、「不自然でないこと」26.1%「価格の安さ」9%

出典:アドラボラトリー

ウィッグは40代以上の方には大変受け入れやすいものである事がわかります。またデザイン重視である事からウィッグは今や単なる「カバーアイテム」ではなく、「オシャレなアイテム」として認識されている所も注目すべき点です。是非一度検討してみてはいかがでしょうか?次にオススメのウィッグをご紹介します!

《40代以上の女性が選ぶウィッグランキング》
・利用率第1位は「フォンテーヌ
・利用満足度第1位は「レディース アートネイチャー
・リピート率第1位は「ハイネット
参考:2020年4月ウーマンリサーチ「ウィッグについてのアンケート」

⑧FAGA治療をする

FAGA治療とは、「Female(女性の)AGA治療」の略です。

「AGA」(男性型脱毛症)は男性に起こる脱毛症を意味するので、「女性版の男性型脱毛症治療」という事を意味します。専門医の診断を受けて、主に飲み薬や塗り薬で自分の髪を自然に増やす治療をします。薄毛で憂鬱・・・という方は、無料カウンセリングを行っている所もありますので、早めに相談してみましょう。

●全国50か所、女性専門で安心です。AGAスキンクリニック レディース院

まとめ:女性の髪の二大悩み対策

女性の髪の悩み、「分け目」薄毛とパサつきの対策について説明しました。

①ヘアケアの改善
②ストレスフリー
③なるべく午後11時には眠る
④紫外線を徹底予防する
⑤食生活を改善する
⑥分け目やヘアスタイルを少し変える
⑦ウィッグを検討してみる
⑧FAGA治療をする

髪の毛は女性の命とも言うべき大切なものです。自分の髪の毛を育てるだけでなく、今はウィッグや医療の力も格段にUPしてきています。それらを上手に利用してストレスのない美的ライフを楽しみましょう!

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