今や熟年離婚は夫から?!理由・覚悟・お金まで「夫から離婚」の全て

最近、夫から切り出す「夫から離婚」が増加しています。

「熟年離婚」といえばこれまで妻から切り出すというイメージが強かったのですが、何が夫たちをそうさせているのでしょうか?
その理由や離婚するにあたって、夫側に必要な覚悟・考慮すべきお金まで、現代の「熟年離婚」についてご紹介します。

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「夫から離婚」が増加!その理由とは?

夫から離婚が増えている理由とは一体何でしょうか? (引用:yahoo!知恵袋)

理由①:パートナーの存在

【ケース1】

主人から熟年離婚を言われました 私は50歳で、主人はもうすぐ56歳。結婚生活も四半世紀を過ぎた熟年です。 (中略)子供の成人をきっかけに離婚話を切り出してきました。 主人の浮気が原因です。

【ケース2】

夫から離婚を切り出されています。もう離婚してあげたほうが良いのか・・・ 夫婦がギクシャクして4,5年になります。(中略)意中の人がいて、今は何を言ってもやっても無駄なのだろうなと思っています。

男性の浮気が発端となったケースです。
浮気だけに留まらず、別のパートナーと次の人生を真剣に考え、それなら定年を機に…と考える方も多いようです。

また、特にこれといった理由もなく「1人になりたい」という場合、多くは別のパートナーの存在があります。なぜなら妻がいたって1人の時間を作る事は可能だからです。

人生100年時代。定年退職をキッカケに残り30年近くの人生を、次のパートナーと有意義に過ごしたいと考える男性は増えています。

理由②:自分の夢の実現

 【ケース1】

大手外食チェーンに勤務、「最年少の営業本部長」という肩書きを背負い仕事ひと筋で働き続けてきたものの、就職して以来、「いつかは海外で事業をはじめたい」という長年の夢を持っていた。(中略)子供も成人したことだし、妻とは離婚をしてでも自分の夢を叶えようと思っている。

男性が一つの会社や仕事だけで定年を迎える事が、当たり前では無くなりつつあります。
副業から始めて違う仕事にシフトするという男性も多くなりました。ある意味男性が「夢」を実現しやすい風潮になったとも言えます。

しかし、経済的に破綻すると思われる「夢」となれば、家庭生活を円満に続ける事は難しく、いざとなれば法的に離婚が認められる可能性があります。

理由③:妻との生活への絶望感

【ケース1】

夫から離婚をしたいと言われました。 お互い50代で、子供は一人いて社会人ですが同居しています。 離婚したい理由は、私の態度に疲れたため…との事です。

【ケース2】

定年前の50代のものですがお互い再婚同士で籍を入れて20年になります 私自身の子供が2人と妻の連れ子が2人 子供達は皆独り立ちしています 現在夫婦2人暮らしなのですが性格の違いからどうしても離婚したいのですが 良い方法が有れば教えて下さい 。

最近では、男性も抵抗なく台所に立つ人が増えています。
家事・育児、はたまた容姿など、妻の本当の姿に不満を抱く夫は意外と多いものです。

そんな中「妻の怠惰な姿」や「性格的に合わない場面」を目にし「この結婚を継続する事に意味はあるのか?」と改めて問いただす男性が増えています。家事や育児は女性がするものというわけではありませんが、女性も日々の小さなサービスを快く提供する事が夫婦円満の「コツ」なのかもしれません。

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熟年離婚後の男性はどうなる?独身生活に必要な「三つの覚悟」

実際、離婚をするにあたり必要な「覚悟」とは一体どんな事でしょうか?

「生活」に必要な覚悟

①家事全般を自分でこなせる
②親の介護は最後まで責任を持つ自信がある
③家事や介護が滞る場合、他人に依頼するだけの金銭的余裕がある

熟年離婚で最も必要なのが、この「生活」の覚悟です。
一緒に暮らす予定のパートナーが既にいる場合を除き、ほぼ自分で全てをこなす事になります。

ましてや仕事をしながら家事全般をこなすというのは思った以上にハードルが高いものです。年老いた両親の面倒を今まで奥様が行っていた場合、日中の世話などどう行うのか?また不可能となれば経費が必要になります。

出典:東洋経済 独身か有配偶かで異なる男女の「人生」の長さ

これは、2018年の人口動態調査から作成した「死亡者数構成比」のグラフです。
配偶者の有無で、男女の人生の長さが異なることを表しています。

男性の場合、「離別者」の死亡年齢は約72歳。
この時の男性の平均死亡年齢は約81歳ですから約10年も短命の人が多いという結果です。

ちなみに女性は、「有配偶」より「離別」の方が長生きしています。
男性は食事に手間がかけられず、外食や弁当に頼り不健康になりがちな人が多い為でしょうか。

「1人では短命な男と、1人の方が長生きできる女」という結果です。「生活」への覚悟は必須と言えそうです。

「パートナー問題」に必要な覚悟

①セックスパートナーには困っていない
②この先、セックスパートナーは必要なさそうである
③仲の良い女友達がいる

新たなパートナーを作る

人生100年時代まだまだ先は長く、人は愛しい人のぬくもりや、こころを理解し合える相手が欲しくなるものです。

「性の問題」はタブー視されがちですが、実は心に直結する重要な問題です。
高齢者施設でも入居者の「性」の相談があると言います。まさにそれは「生きるエネルギー」です。

上記3つのどれにも当てはまらないという人は是非今一度対策を考えましょう。またパートナーがいるという人も、せっかく人生をやり直すわけですから、離婚前より「さらに幸せ」になる事を目指し、真剣に相手を見極めてほしいものです。

「社会的信用・生きがい」に必要な覚悟

①離婚による仕事への影響や、信用損失にも耐えられる
②身なりは自分で整えられる
③趣味や「生きがい」がある

昔に比べて離婚の仕事に対する影響は減ったというものの、周りからの「離婚した人」とか、「捨てられた人」というイメージがゼロになったわけではありません。それらは世間体を気にする人には耐えがたいものです。例えそのようなレッテルを貼られても平気だというメンタル面での強さは必須です。

また趣味や生きがいもなく、普段話す人もいないという状況になれば心にぽっかり穴が開く事も予測できます。
日本公衆衛生学会による「高齢者の趣味の種類および数と認知症発症:JAGES 6年縦断研究」によると、男女ともに趣味の種類の数が増えるほど認知症のリスクは低下することが示唆されています。

離婚によるメンタルへの影響にプラスして、趣味や生きがいがなく何もする事がないという状況は、思った以上に心や体の負担になるかもしれません。

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最大のデメリットはやはり「お金」!離婚の「お金」を紹介

離婚で最後まで問題となるのがやはり「お金」です。

生活水準が大きく変わる事を意識した上で動く必要があります。どんなお金が、どのように関わっていくのでしょうか?

財産分与

最大の問題となるのがこの「財産分与」です。
多額となる可能性が高く、その後の人生の生活水準に最も影響を与えるからです。

結婚前のそれぞれの預貯金を除き、婚姻期間中に築いた全てを折半するのが基本です。
預貯金、自動車、家、生命保険などプラスの財産だけでなく、住宅ローンや借金などのマイナスの財産も含まれます

また忘れていけないのが「夫の退職金」。こちらも婚姻期間は折半となります。

年金分割

年金を受け取る権利を分けるというものです。
ただし、対象は「厚生年金」(公務員は共済年金)の婚姻期間分のみです。夫が自営業で国民年金のみの場合は、そもそも該当しません。

慰謝料

離婚理由に最も多い「性格が合わない」などの理由では発生しません。
明らかな不貞行為や肉体的・精神的暴力があった場合のみ発生します。

不貞行為の場合は,おおよそ100万〜300万円程度、DV の場合は、50万〜300万円が一般的です。

養育費

言わずもがな子供がいる場合のみ発生します。でも子供がある程度の年齢になっていると発生しない事もあります。

離婚後の生活費

・新生活にかかる費用
例:新居にかかる費用、引越・新生活用品の費用、子供の転園や転校でかかる費用 など

・毎月の生活費
例:住居費、食費、水道光熱費、通信費(スマホ・固定電話代,インターネット代)など

長い期間、夫がほぼ家計を支えてきたような家庭の場合、熟年離婚をするとごっそり妻にお金を渡す事になるわけです。

また、婚姻期間が長ければ長い程、関わる「お金」は多額になるため合意が得られにくくなります。
財産・年金などの法律的知識も必要となる事から、弁護士に依頼する事も考えられ、またその費用も必要となります。

そういった状況をすべて冷静に踏まえた上で、離婚の協議に入る必要があります。若い頃に比べて、様々なお金のハードルが待ち受けているのが熟年離婚です。

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まとめ:熟年離婚に必要な覚悟とお金

いかがでしたか?
さすがにここまで深くは考えていなかったという方も多いのはないでしょうか?

前述した通り、男性は離別により平均寿命が10年も短くなるようですし、女性に比べて「1人では生きにくい」という事は重々承知しておいた方がよさそうです。

離婚に必要な覚悟とは?

「生活」に必要な覚悟
①家事全般を自分でこなせる
②親の介護は最後まで責任を持つ自信がある
③家事や介護が滞る場合、他人に依頼するだけの金銭的余裕がある

「パートナー問題」に必要な覚悟
①セックスパートナーには困っていない
②この先、セックスパートナーは必要なさそうである
③仲の良い女友達がいる

「社会的信用・生きがい」に必要な覚悟
①離婚による仕事への影響や、信用損失にも耐えられる
②身なりは自分で整えられる
③趣味や「生きがい」がある

離婚に必要なお金とは?
1.財産分与
2.年金分割
3.慰謝料
4.養育費
5.離婚後の生活費

それでも「この生活から解放されて自分らしく生きたい!」と願う方がいるかもしれません。

でも離婚は「目的」ではなく、あくまで「手段」です。

その後の人生の為の一つの通過地点である事を忘れずに行動しましょう。
定年を境に離婚すれば約30年以上の生活が待っています。

離婚後に後悔しないように、全ての面においてよく検討しましょう。それが『超シニア人』からのメッセージです。

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