定年後の移住を考える|地方と海外、それぞれのメリット・デメリットをご紹介

年齢を重ねるにつれ、定年後には賑やかな都会暮らしよりも、地方や海外でのんびり暮らしたいと考える方が多くなるといいます。しかし、どこへ移住するにしても、それぞれにメリットとデメリットがあるのです。

この記事では、地方もしくは海外へ移住する場合のメリットとデメリット移住に関する検討ポイントをご紹介します。

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定年後の移住は地方でのんびり。メリット・デメリット

それではまず、定年後に地方に移住する場合のメリットとデメリットからお伝えしていきましょう。

物価や家賃が都心部よりも安い
豊かな自然を満喫できる
自治体の支援制度を利用できる場合がある

物価や家賃が都心部よりも安い

地方は、都心部よりも全般的に物価や家賃が安く、広い間取りの賃貸住宅でも借りやすいというメリットがあります。

豊かな自然を満喫できる

地方に移住すると、都会では味わえない自然を満喫できる可能性が高くなります。

たとえば、浜辺や山間部などは、都会暮らしをしているとわざわざ時間を作って訪れなくてはなりませんが、それらが近いエリアに移住すれば、散歩がてら豊かな自然を楽しめるようになるでしょう。

自治体の支援制度を利用できる場合がある

都心部から地方に移住をすることで、さまざまな支援を受けられることがあります。
各種支援制度は自治体によって異なりますが、住宅建築補助やリフォーム補助、家賃補助、土地の無償譲渡などがこれに該当します。

このような支援制度は条件付きとなりますので、定年後の移住として候補に挙がっているエリアがあるなら、移住前にどのような支援制度を利用できるのか確認しておくと良いでしょう。

医療機関や福祉施設が少ない可能性
移動手段の選択肢が狭まる可能性
土地の風習に馴染めないことも

医療機関や福祉施設が少ない可能性

地方でも、比較的都心部を居住エリアとして選べば、数は少ないとしても、医療機関や福祉施設が存在している可能性があります。

一方、地方でも人口密度が低いエリアを選んだ場合では、これらの施設がなく、遠方まで足を延ばさなければならないことがあるのです。

移動手段の選択肢が狭まる可能性

都心部なら、電車やバス、タクシーなどの交通手段を使用することで、広範囲の移動が可能になります。

反対に、これらの交通手段の利用が難しいエリアに移住した場合では、マイカーあるいはタクシーの迎車を利用しての移動になる可能性が高くなります。

土地の風習に馴染めないことも

移住先のエリアにもよりますが、地方特有の文化があり、それに馴染めないと住みづらさを感じる可能性があります。

地方への移住で失敗しないためには?

定年後には体力の衰えや病気のリスクが高まります。

そして、医療機関などが極端に少ないエリアに移住すると、緊急事態への対応が遅れるリスクが高まるのです。

そのようなエリアを居住地として選ぶなら、各施設を訪れる交通手段や時間などについて、あらかじめ確認しておく必要があるでしょう。

また、交通手段や土地の風習などについては、実際にそのエリアを訪れないとわからない場合がありますので、移住前には下見をしておくことをおすすめします。

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定年後は日本を離れて海外へ。メリットとデメリット

定年後には思い切って海外へ移住!とお考えの方は多いのではないでしょうか。

しかし、海外への移住は、日本国内の移住とはまた異なったメリットやデメリットがあるのです。

自然に語学力が身に付く
視野が広がる
気候が温暖なエリアを選べる
エリアによっては物価が安い

自然に語学力が身に付く

移住先の近隣に日本語を理解できる人がいれば、しばらくの間は日本語しか理解できなくても何とかなるかもしれません。

しかし、海外へ移住してそのまま定住するのなら、否が応でもそのエリアの言語を理解しなければならず、必要に迫られることで自然に語学力が身に着きます。

視野が広がる

日本国内で長期間暮らしていると、どうしても日本人特有の考え方になりますが、海外へ移住すれば、日本とはまったく異なる考え方と出会えます。

そして、あらゆる考え方を知ることで、日本で暮らしていたころよりも視野が広がる可能性が高まるのです。

気候が温暖なエリアを選べる

日本には四季があり、それはそれであらゆる楽しみ方ができますが、海外への移住なら、1年中温暖なエリアで快適に過ごすことも可能です。

エリアによっては物価が安い

移住先にもよりますが、海外の物価は日本よりも安く、経済的な負担を軽減させた生活が可能になることがあります。

行政のシステムが日本とは異なる
言語の壁・意思の疎通が難しい
孤立感
日本の食品が高額

行政のシステムが日本とは異なる

当然ですが、日本と海外では行政のシステムが異なり、公的健康保険への加入制度がなく、病気や怪我などでかかる治療費が全額負担になるなど、日本では考えられない事態に直面する可能性があります。

また、飲酒や喫煙に関する細かい法律が定められている国もありますので、この点については十分に注意する必要があるでしょう。

言語の壁・意思の疎通が難しい

移住先の国の言語がもともと得意であれば問題はありませんが、まったくわからない、あるいは理解が浅いという場合では、緊急時に意思の疎通が行えず、大変な思いをする可能性があります。

たとえば、救急車を呼びたい、病院で症状を伝えたいときなどに言語による意思の疎通がうまくいかないと、診察までに多くの時間を費やすことになります。

そしてそれにより、症状が悪化するなどのトラブルが起こる可能性があるということなのです。

孤立感

慣れない土地に移住したての頃は、誰でも孤立感や孤独感を感じるものです。

一方、パートナーとともに海外へ移住したとしても、そのエリアで意思の疎通がうまくいかない、あるいは文化になかなかなじめないなどの場合では、その孤立感が長引く可能性が否めません。

日本の食品が高額

海外で日本の食品を購入する際には、輸入税が合算された価格の商品を購入することになりますので、同じ商品でも割高になります。

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海外への移住で失敗しないためには?

まず、移住先の国の行政システムや法律についての知識を得ておきましょう。

そしてもうひとつ、言語の問題もありますので、移住先の国の言語が理解できていない場合には、ひとまずポケットタイプの翻訳機を用意しておくことをおすすめします。

また、食文化も日本とは大幅に異なる可能性がありますので、現地で一般的とされている食品についての理解も深めておきましょう。

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まとめ

今回は、定年後に地方もしくは海外に移住する際のメリットとデメリットについてご紹介してきました。

新天地への移住には心躍るものがありますが、メリットの部分だけを考えて移住してしまうと、文化や風習の違い、行政の違い、食文化の違いなどで困惑することにもなりかねません。

そうならないためには、地方や海外へ移住するにあたってのデメリットにも目を向けて、慎重に検討することをおすすめします。

特に海外の場合では、行政や法律、言語や習慣、考え方など、日本とは全く異なる可能性がありますので、この点についてはしっかりと理解した上で、移住に臨みましょう。

移住候補地が決まれば、『プチ移住』を行ってみて実際に短期でも生活して、良い点や悪い点も理解し、GO/STOPを判断すると失敗の確率は減るでしょう。

 

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