中高年に多い生活習慣病「動脈硬化」!原因とリスクそして対策とは?

おおむね50歳を過ぎると、どのような方でも生活習慣病のリスクが高まるといわれています。

中でも動脈硬化は、あらゆる病気の元凶となるといわれていますので、できるだけ避けて通りたいものです。

こちらの記事では、動脈硬化が起こる原因や合併症、動脈硬化を予防する対策についてご紹介しています。

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中高年に多い動脈硬化、影響を及ぼすものは何?

動脈硬化はあらゆる病気の元凶になるといわれていますが、その動脈硬化を引き起こす原因となっているのは、中高年に多いといわれる生活習慣病です。

それではまず、動脈硬化の引き金になることがある、生活習慣病や生活習慣からご紹介していきましょう。

脂質異常症

脂質異常症とは、血中のコレステロール値が高くなって血液がドロドロになる病気です。

脂質異常症の原因の多くは食生活にあるといわれ、暴飲暴食や脂肪分を多く含む食品の過剰摂取などが原因として挙げられています。

また、過食とともに運動不足でカロリーの消費量が減ると脂質代謝が悪くなり、脂質異常症を加速させることがあるともいわれているのです。

なお、脂質異常症は痩せている方でも起こりますので、健康診断などでコレステロール値が高かった方は要注意ですよ。

肥満

肥満の大きな原因は暴飲暴食や運動不足で、肥満している方の多くは脂質異常症を発症している可能性が高いと考えられています。

なお、肥満は以下でご紹介する生活習慣病ともおおいに関係がありますので、特にBMIが25を超えている方は、食事の量を減らす、脂肪分を多く含む食品をなるべく摂らない、運動をするなどの対策で肥満解消に努めましょう。

BMIは以下のサイトで調べることができますので、ぜひ参考にしてください。
出典:Keisan 生活や実務に役立つ計算サイト

ただし、こちらのサイトでは老若男女の区別がありませんので、あくまでも参考程度に留めておいてくださいね。

高血圧

血圧とは、血液が血管にかける圧を意味し、安静時や運動時、食事時間、睡眠時間などの環境で常に変化します。

そして、あらゆる環境を問わず、常に高い血圧値を保っている状態を高血圧といいます。

高血圧の原因は遺伝が影響するといわれていますが、塩分が多い食品の過剰摂取や運動不足、ストレスなどが災いして起こることもあるといわれています。

なお、高血圧は高い圧が常に血管にかかっている状態であるため、動脈硬化など、血管関連の病気を引き起こす原因になります。血圧コントロールに以下の動画などを参考にするのも良いと思います。

高血圧は内服薬で対策できますが、専門医に相談する必要があります。また、塩分摂取も控えることが大切です。

糖尿病

糖尿病も中高年に多い病気で、後天性の場合ではⅡ型糖尿病と呼ばれています。

糖尿病も食事や運動不足で発症することが多いといわれており、放置していると動脈硬化や高血圧など、あらゆる病気を引き起こすきっかけになることもあるのです。

なお、糖尿病には血糖値が急上昇しやすいという特徴がありますので、専門家の指導の下で食事療法や運動療法で対策する必要があります。

喫煙

「喫煙は百害あって一利なし」という言葉をよく見聞きしますが、この考えは間違いではありません。

それは、1本喫煙するごとに活性酸素を体内に取り込むことになるため、老化スピードが速まるといわれているからです。

それだけでなく、長期に渡って喫煙をしていると脂質代謝に異常が発生することがあり、脂質異常症と結びつくリスクも高まるのです。

さらに、タバコに含まれるニコチンやタールは血管の壁を傷付ける作用があり、動脈硬化や血栓の原因になることもあるといわれています。

長年の喫煙歴があると、なかなか禁煙には踏み切れないかもしれません。

しかし、喫煙があらゆる病気の原因になるとするなら、この機会に禁煙を考えてみても良いのではないでしょうか。

自力で禁煙できないなら、禁煙外来を受診するという方法がおすすめできるでしょう。

参考:禁煙外来|医療法人 松山ハートセンター

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動脈硬化の放置は危険!合併症をご紹介

動脈硬化が進むと、生命にかかわる病気を発症するリスクが高まります。

こちらでご紹介する病気は、私たちの身近でよく耳にしますので、ぜひ、そのリスクについて知っておいてくださいね。

虚血性心疾患

虚血性心疾患とは、太い冠動脈が硬くなったり狭くなったりして、心臓に血液をうまく遅れなくなる障害の総称です。

出典:一般社団法人 スマートウエルネスコミュニティ協議会

そして、その最も大きな原因とされるのが動脈硬化なのです。

たとえば、心臓にまつわる狭心症や心筋梗塞なども虚血性心疾患に分類されていますが、これらは生命をも脅かすリスクが高い病気で、発見や治療が遅れると最悪の事態を招くこともあります。

つまり、虚血性心疾患を防ぐためには、その元凶となる動脈硬化を予防することが何よりも大切だということですね。

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今日から実践!中高年の動脈硬化はこうやって予防しよう

動脈硬化はとても恐ろしい病気ですが、毎日の生活の中で注意を重ねれば、十分に予防できる病気です。

それでは、今日からできる動脈硬化を予防する方法についてご紹介していきましょう。

食生活の見直し&適度な運動

今回ご紹介してきた動脈硬化をはじめとする生活習慣病は、食事の量や内容、運動不足で起こることが多いという特徴があります。

つまり、動脈硬化の予防や改善をしたいなら、食事の量や内容に注意を払った上で、適度な運動を取り入れることが大切だということです。

まず食事制限ですが、これまで好きなものを好きなだけ食べていた場合では、量を減らしたり内容を変えたりすることが難しいかもしれません。

そのようなときには、ひとまず糖質の摂取量をいつもより減らすつもりで食事をしてみてください。

というのは、糖質には血糖値を急上昇させる作用があり、胃に食物が入っていない状態でいきなり大量に摂ると、血糖値が急上昇して動脈硬化や糖尿病のリスクを高めることになるからです。

そうならないためには、糖質の摂取量を減らすとともに、糖質を摂る前に食物繊維を摂るなどの工夫を行ってみましょう。

野菜多めの食事を心がけよう

脂肪分が多い肉類がお好きな方は、なるべく脂肪分が少ない肉類に切り替えてみましょう。

また、野菜には塩分排出作用があるといわれているため、食事で多めに摂り入れることが、動脈硬化や高血圧の予防や改善に役立ちます。

さらに、野菜にはビタミンや食物繊維が含まれていますので、栄養バランスの整った食事には欠かせません。

野菜は摂りにくいイメージがあるかもしれませんが、サラダやおひたし、温野菜など、工夫次第であらゆるバリエーションが楽しめるのが野菜です。

野菜が苦手という方は、この機会に調理方法を工夫して、なるべく多めに摂ることを心がけてみましょう。

禁煙にチャレンジ!

いきなり禁煙が難しいなら、まずは蓄熱式タバコに変えてみて、続いて水蒸気タバコというように、少しずつニコチンやタールから遠ざかってみてはいかがでしょうか。

初めは辛いかもしれませんが、慣れてくれば自然にニコチンやタールの量を減らせるはずですよ。

また、タバコを吸いたくなったらガムでごまかすというのもひとつの方法です。

それでもなかなか禁煙できないなら、上記でもご紹介した禁煙外来を受診するという方法がおすすめできるでしょう。

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まとめ

今回は、中高年に多いといわれる動脈硬化のリスクや対策方法についてご紹介してきました。

動脈硬化は、一度発症すると改善に時間がかかることが多いといわれているため、まずは予防対策で発症を食い止めることが先決です。

セカンドライフを元気に過ごす最大の条件は「健康維持」ですので、今回ご紹介してきた対策を参考にしていただき、恐ろしい動脈硬化から身を守ってくださいね。

生活習慣病に関する下記の記事も参考に、対策を心掛け健康寿命を延ばしましょう!

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