定年後は何をするべき?ヒュッゲに学ぶ日本のセカンドライフ5選!

定年後の自分の姿を想像できますか?

・もう働きたくないけど、働き続けてしまいそう
・定年後って暇そう。何したらいいの?
・どうも前向きに考えられない 等など

こんな定年後に対するモヤモヤとした不安や悩みを抱える方はとても多いようです。
人生100年時代となった今、定年後の人生はもはや「余生」(=残りの人生)とは言えません。

厚生労働省調べによると、65歳の平均余命は男性19.55年で85歳、女性24.38年で90歳。60歳の定年後25年をも過ごす事になる「セカンドライフ」は、新たな自分史となる貴重な時間です。

それでは、定年後は何をするべきか? セカンドライフに向けてジャンプするために、そのヒントとなる考え方をご紹介します。

「幸せなセカンドライフ」のキーポイントは、「自分らしく、無理をしない暮らし」

世間の皆さんは、定年後の人生をどう感じているのでしょうか?

出典:prtimes.jp

45歳~69歳の方の「幸福度」についてのアンケート結果によると、
・全体の7割強の人が「幸せである・やや幸せである」と回答しており、中でも、
・65 歳~69 歳の幸福度が最も高く、次いで 60 歳~64 歳が高いという結果です。
どの年代よりも「定年後が一番幸せと感じている方が多い」という嬉しい結果です。

続いて、セカンドライフの「理想」について見てみましょう。

出典:prtimes.jp

65歳以上の生活における『理想』とは?という質問に対して、
・経済的余裕がある
・ゆったり過ごす
・趣味を満喫する
・旅行を楽しむ
の4つが高い割合となっています。

ここで、当サイト名でもある「超シニア人」の定義を見てみましょう。

・特定の趣味や活動に対し、時間とお金を使える環境を持つ
無理をせず自然体で日々を暮らす
・今後の人生に向けても前向きに取組める

「超シニア人」な生き方は、まさにシニアの方の生活の「理想」と合致しています。

◆「超シニア人」をお知りになりたい方は、次の記事を参照して下さい。

「超シニア人」のライフスタイルは、『心地良い空間で、自分らしい時間を過ごす』であると考えます。「理想」である「幸せなセカンドライフ」それもまた『自分らしく、無理をしない暮らし』と言えるのでないでしょうか?

ではどのように暮らす事が「自分らしく、無理をしない暮らし」なのでしょうか?そこでご紹介したいのが、デンマークの「ヒュッゲ」という概念です。

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デンマークの「ヒュッゲ」とは?

北欧の国デンマークは、冬も夜も長く、四季がある日本に比べるとけして気候的に恵まれているとは言えない国です。

しかし2020年の世界幸福度ランキングは第2位です。ちなみに日本は62位。先進国の中では最低ランクです。世界で2位の幸福を感じる暮らし、その背景にあるのが、「ヒュッゲ」という概念です。

「ヒュッゲ」とは、
・ほっとくつろげる時間や空間
・心地よい時間を過ごす事で生まれる幸福感や充実感
・暮らしを楽しむという考え方
心地よい生活をする手段ではなく、それぞれが感じる心地よさを追求することです。

と言われても…なんとなく雲を掴むようでわかりにくいですよね?「ヒュッゲ」を一言で訳せる日本語はありません。イメージしにくいのも無理ないでしょう。でもそんな北欧の暮らしの概念に、日本のセカンドライフが心地よくなるヒントが隠されていました。

◆「ヒュッゲ」を詳しく知りたいという方におすすめの一冊です。
北欧生まれのHygge

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人生の折り返し地点で学ぶ!「ヒュッゲな暮らし」5選

定年後の人生をどのようにイメージし、実際に何をするべきか? おすすめの「ヒュッゲ」な暮らしをご紹介します。

「仕事」より「自分」の為に時間を使う

日本では定年退職後も9割の人が働き続けています。デンマークは年金が充実(受給開始は現在65歳、今後67歳に引上げ)しており、リタイヤ後の就業率が低いのが特徴です。デンマークの人は、その分ゆったりと、「自分」の為に時間を使って暮らします。

ゆったりと暮らす事のメリットとは?
・「心の余裕」が生まれ、自分にも人にも優しくなれる。
・時間を長く・濃く感じ、心の満足度が上がる。

あくせくと働いている時、気づいたら時間があっという間に過ぎていませんか?

心的な時間の感じ方とは、いかに「体験する物事が多いか」で変わってきます。ゆったりと暮らし五感をフル活用する事で「体験の数」が増え、時間を「長く、濃く」感じる事ができ、心の満足度が上がります。

特に男性は「セカンドライフに対する準備」をしたほうが、セカンドライフへの満足度が上がるという調査結果もあります。人生折り返し地点の今からゆったりと暮らす事を心がけ、少しずつ心の準備を始めましょう。

毎日短時間でもいいので仕事以外の「自分時間」を持ちましょう。
・自分の趣味に没頭する
・家族や友人と話したり、一緒にお茶を飲む
・読書をする
・スポーツをする、散歩をする
・料理をする

一日の中の体験数を増やし「時間」を感じて暮らす事で、心は豊かになります。

◆セカンドライフにおすすめの趣味

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家族で共有する時間を持つ

日本の家族団らんの時間(平日)は、2時間未満が全体の60%を占めています。

出典:www.asahigroup-holdings.com

特に男性は仕事で帰宅時間が遅く、家族団らんはお父さん抜きという事も少なくありません。
デンマークでは残業をしません。夕方16時には退社し、夕食前から家族団らんを楽しみ、最低でも4時間は家族と過ごします。それどころか、子供の誕生日や妻の誕生日に有給休暇を取るなんていう人も少なくありません。

しかし、なぜそんなに家族を大切にするのでしょうか?
・人のつながりや絆を大切にする
・人と共有する時間や空間を大切にして生まれる「心地よさ」=「幸せ」であると考える

家族とは、人にとっての「安全・安心基地」です。その場が「安全である事」を実感するのは、心の安定、幸せにつながります。

意識的に「家族で共有する時間」を設けてみましょう。
・TVを消して、ゆっくり会話をしながら食事を楽しむ
・音楽を聴きながら、お茶を飲む
・映画を見る
・みんなで一緒に料理を作る
・友人家族を誘ってホームパーティーをする

特別な事をしなくても毎日の生活をちょっと工夫してみるだけで、あっという間に「家族時間」は出来上がります。

お気に入りの物を大切にする

日本の50代男性がお金を使いたいと考える対象は、
・1位「趣味・レクリエーション」
・2位「食料品」
・3位「国内旅行」だそうです。
:NRI生活者1万人アンケート調査2018「50代男性が積極的にお金を使いたい分野」

一方デンマークでは、家で過ごす時間が多い為「椅子」にこだわりを持つ人が多いそうです。自分にとって最適な物を手に入れ、長く愛用する。妥協はしません。シンプルなデザインのお気に入りの物だけに囲まれて暮らす事を意識します。

また物を大切にすれば、代々引き継いで使う事もできます。そうやって物に対する愛着が深まり、幸せを実感できるからです。

身の周りの物一つ一つを見直し、お気に入りの逸品をとことん探しましょう。
・よく使うコーヒーカップ
・一生ものの万年筆
・カシミヤのセーター
・くつろげる椅子
・使い勝手のよい掃除道具など
選ぶ基準は「良質であり、気に入るかどうか」がポイントです。

◆ちょっとこだわった家事道具ならコチラで選ぶのもおすすめです。
cotogoto.jp

手作りを楽しむ

デンマークは冬が長く寒さが厳しい為、祖母が孫たちにセーターや靴下を編んではプレゼントする事が多いです。手作りのものは、何とも言えない味とぬくもりが感じられます。

物を大切にするのと同様、手作りのものは「人のぬくもり」を感じる事ができます。また長い時間をかけて試行錯誤を繰り返しながら、一つ一つ作り込んでいく。その過程を楽しむという事が大切だと思います。

身の回りの「こうだったらいいな」を手作りで実現しましょう。
・料理
・木工細工、手芸
・庭造り
・家庭菜園 など
「手作りの煩わしさを楽しむ」その気持ちが大切です。

◆作品の腕があがれば、今やネットを通じて販売もできます。
minne.com

無理をしない、見栄を張らない

日本で誰かを自宅に招く事は「おもてなし」と呼ばれます。事前準備に時間をかけて「お客様の期待以上のものを提供しなければ」という緊張感が漂います。

デンマーク人は友人とよくパーティーを開きます。その時は料理を一緒にする事から始めます。美味しい料理を提供する事より、「時間を共有する」ことが大切であると考えるからです。

見栄を張り、自分の状況を大きく見せる必要はなく、ただひたすらに今の状況を受け入れて楽しむ事、それが「幸せ」と考えています。

皆さんの長年の仕事の功績は大変素晴らしいものです。それが唯一の自分を誇れる事だと思っている方も多いかもしれません。しかし一歩会社を出てしまえば、それをいつまでも盾にして生きる事はできません。長年の経験を積んだ今の自分をそのまま受け入れ、楽しむ。その心の切り替えが大切です。

身も心も断捨離しましょう。
必要な物・考え方だけに囲まれて暮らす、いわゆるミニマリストな生活を心がけます。
・「1個手に入れたら、1個手放す」ルールで暮らす
・「手放す」より「譲る」と考え、リサイクルショップ等を活用する
・過去のプライドを手放し、「変わる」事を恐れずに新たな挑戦をする

◆自分は見栄張りかも…、ミニマリストって何するの?と思った方はコチラ!
minimalist-fudeko.com

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「定年後の不安」解消は、「健康維持」と「お金の不安を無くす」

「ヒュッゲ」で幸せいっぱいに見えるデンマーク。でもここ最近「うつ病患者の増加」「消費税25%の高納税の苦しみ」など、時代とともにマイナスな部分も露呈しつつあります。

幸福度世界第2位の国と言えども良い面ばかりではありませんが、「ヒュッゲ」という考え方は見習いたいものです。「ヒュッゲ」が生まれる背景。それは、デンマークは納税額が高いものの、年金・教育・福祉などが非常に充実し、定年後のお金の不安がないという事です。

日本の「定年後の不安」は「お金に対する不安」が大きく占めます。
「シニアの不安」調査でも、第1位「健康」に次ぎ、第2位が「経済的不安」です。
まずは何より「健康」です。健康がなければ、豊かなセカンドライフは送れません。その上で「お金の不安」を無くしていけば、定年後の不安はほぼ解消できると言えるでしょう。

◆健康が気になる方はコチラの記事を参照して下さい。

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「お金の不安」を無くすために

公的年金以外にも、個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)や個人年金保険などを取り入れる方法もあります。しかし新たに収入を増やしたいと考えるのであれば、『自身の武器で稼ぐ』準備が必要です。

例えば、以下のようなスキル(自身の武器)です。
・文章が書ける
: ライター等で稼ぐ
・事業計画が作れる
: コンサルタント等で企業を支援する
・総務業務が出来る
: 組織の潤滑油として全体パフォーマンスを向上させる
・PC/officeが使える
: 事務系作業全般の支援で稼ぐ
・ドライバー業が可能
: 宅配やUberEatsの配送で稼ぐ

何か一つでもできる事はありませんか? 現役時代に培ったアレヤコレヤを棚卸ししてみましょう。
稼ぐための武器があれば、次は報酬を得るための「顧客候補:報酬を支払う人」を蓄えていきます。
そして、スタートできる自分のタイミングで少しずつ開始させると良いでしょう。

年金、預貯金や退職金で退職後の家計をやり繰りするセカンドライフもあると思います。この範囲でヒュッゲな暮らしができ、大きな不満が無ければ超シニア人の仲間入りです。

しかし、これから先も社会に対して『何らかの価値を提供したい』と思い、その対価を得る活動を行うのであれば自身の武器を磨く準備が必要です。「お金の不安」を無くす方法は様々ですが、『今から』着実にお金の準備をする事で、自分らしいセカンドライフを手に入れる事が可能になります。

ポイントは、自分らしい時間の使い方バランスです。ヒュッゲな時間とそうでない時間、少しだけワガママにデザインしましょう。

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まとめ:ヒュッゲに学ぶ日本のセカンドライフ

「ヒュッゲ」な暮らし、イメージは掴めましたか?

①「仕事」より「自分」の為に時間を使う
②家族で共有する時間を持つ
③物を大切にする
④手作りを楽しむ
⑤無理をしない、見栄を張らない

この5つに共通する大切な事とは、「自分らしく、無理をしない」事です。

より幸せなセカンドライフにするために、人生折り返し地点の今から「ヒュッゲな暮らし」始めてみませんか?

人生を豊かにするために、次の記事もおすすめです。良かったら、ご参照ください。

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